台湾メディアの中時新聞網は21日、「台湾の街の景観は日本に及ばない!」と題し、その原因と責任をめぐってSNS上で議論になっていると伝えた。

記事によると、台湾の若者向けSNS・Dcardでこのほど、あるユーザーが道路の両側に大量のバイクが停められている台湾の街の写真を投稿し、「歩行者はどこを歩けばいいというのか。

自転車はどこを走ればいいというのか。街の景観は完全に破壊されている。歩行者は(押し出される形で)車道を歩いている。日本の街並みを好む人も多いが、台湾人にそれができるだろうか?」と疑問を呈した。

また、「根本的な問題は台湾人が怠けすぎていること」と指摘。「歩いたり自転車で行けたりする距離の場所でもバイクに乗ることが多い。日本では1人1台自転車を持っていると言われるが、台湾では1人1台バイクを持っている。バイクは場所を取る上に大気汚染にもつながる。政府の無策ばかり責められるが、市民たちは自らバイクを捨てて自転車へ切り替え、生活習慣を変える覚悟があるのだろうか」と問い掛けた。

この投稿は大きな議論を呼んだが、多くのネットユーザーは投稿者の意見に否定的だったといい、「日本は地下鉄など公共交通機関が発達しているから、それを除く短距離移動を自転車で補える。台湾の現状ではバイクに頼るしかない」「問題は駐車場不足では?屋内駐車場が十分にあれば誰も路上になんて停めない」「バイクなんてまだ路肩に停めているだけだからいい。車を運転する人の中には、車線の上や停車禁止エリアまで駐車場代わりにし、人の家の前をふさいで出入りができなくなっていることもある」といった反論が寄せられたという。

また、「台北MRT沿線なら確かに自転車通勤も可能だが、他の地域でバイクなしの生活は現実的じゃない」「台北以外で自転車だけで便利に暮らせる場所なんてほとんどないわ。新北市ですら厳しい」「私は新竹サイエンスパークで働いているが、バイクに乗らず車で通勤するとなると、朝早く出て駐車場争奪戦をしないといけない。車1台分の駐車スペースには少なくとも5台のバイクが停められるし、車は渋滞もひどい。公共交通機関も少ない」と指摘する声もあったという。(翻訳・編集/北田)

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