2026年5月22日、韓国メディア・ソウル経済によると、人気グループ BTS(防弾少年団)の釜山(プサン)公演を前に、一部宿泊施設による「ぼったくり料金」問題が釜山を超えて金海(キメ)にまで広がっている。
釜山市によると、6月12~13日に行われるBTSワールドツアー公演の期間中、10万人以上が釜山を訪れる見通し。
公演特需への期待が高まる一方、一部の宿泊施設による過度な値上げが問題化し、ファンの不満も膨らんでいるという。ネット上のコミュニティへの投稿によると、通常の金曜日の宿泊で1泊5万7000ウォン(約6000円)の客室が6月12日は300万ウォン(約31万円)と、価格が50倍以上に跳ね上がっている。
これに対し、ネット上では「本当にその値段で予約が成立しているのか」「露骨にぼったくろうとしている」「釜山では一銭もお金を使わずに帰るつもりだ」「その値段ならタクシーでソウルまで戻る」「蔚山(ウルサン)や金海に移動して宿泊する方がまし。こんなのは詐欺も同じだ」など、怒りの声が上がっている。
さらに、釜山公演が発表された直後に、宿泊予約が一方的にキャンセルされたというファンもいる。「数カ月前に10万ウォンでネット予約した部屋がオーバーブッキングだったとしてキャンセルされたが、数時間後に150万ウォンで予約サイトに再掲載されていた」と主張するファンは、「人として扱われていない気分だ」と怒りをあらわにしている。
「宿泊難」は釜山だけでなく、空港や公演会場へのアクセスが良い金海にも広がっている。釜山公演期間中は金海の多くの宿泊施設がすでに満室となっており、予約可能な宿も大幅に値上がりしている。こうした過度な値上げについては業界内部でも問題視する声が上がっている。
また、こうした問題は「世界的な観光都市・釜山のイメージを損なう」「他の地域に移動すれば宿泊できるところはあると分からない外国人が被害を受ける」といった懸念も指摘されている。
釜山市は、公正取引委員会、韓国消費者院、警察、消防などと連携し、宿泊施設のぼったくり料金根絶に向けた点検に着手した。
しかし、ファンの間ではすでに「釜山はBTSとファンを歓迎しているのではなく、ひともうけするためのカモとして見ている」という冷ややかな反応が広がっている。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「済州(チェジュ)島、鬱陵(ウルルン)島、釜山なんかは、ホテルや飲食店がいくつか潰れるくらいしないと目を覚まさないだろう」「30万じゃなくて300万?(笑)タクシー代のほうが安くつく」「20人くらい集まってバスをチャーターすればどう?」「自治体がまず料金を確認しておいて、ぼったくりの証拠を見つけたら1カ月間の営業停止くらいにしないとダメだ」「釜山市民として恥ずかしい。BTSの公演をする資格のない都市です。中止でいいよ」「中止にするか、違う都市に変更するといい」などの声が寄せられている。(翻訳・編集/麻江)











