中国メディアの澎湃新聞は8日、米半導体大手エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)が、半導体株の急落について「誰もが興奮するはず」と発言したことを伝えた。
記事によると、この発言は同日の記者会見であったもので、フアン氏は「誰もが興奮するはずだ。
一方、台湾メディアの聯合新聞網は9日、「AIブームの熱気後退を巡って、市場ではこのところ議論が続いている」とし、特にエヌビディアの次世代AIプラットフォーム「Vera Rubin」でメモリー搭載量が大幅に減るとの観測が一時伝えられたとした上で、「フアン氏自らうわさを打ち消した」と伝えた。
聯合新聞網の記事によると、フアン氏は「現在のAI産業の需要は依然として供給をはるかに上回っている。ウエハー製造、先端パッケージングからシリコンフォトニクス技術に至るまで供給不足の状態だ」と述べ、「世界のAIインフラ整備はまだ始まったばかりだ。今後数年にわたって拡張し続ける」と指摘した。
また、市場で流れた「メモリー大幅減」の情報に関してはこれに真っ向から反論し、「メモリー不足が終わる兆しは見えない」と強調。同時に、韓国のSKハイニックスからさらに多くのメモリー製品を調達すると表明した。両社は次世代メモリー技術の共同開発に向けた複数年の協力契約も結んだという。
記事は、この発言を受けて「AI向けメモリー需要の鈍化に対する市場の懸念が和らぐ」との見方が出たことを伝えるとともに、大勢のネットユーザーが「フアン氏が改めてAI需要の強さを示したことで、メモリー業界にとっては大きな追い風になる」との反応を見せたことを紹介した。(翻訳・編集/野谷)











