中国・浙江省の川が牛乳のように真っ白に染まる現象が起きた。地元当局は付近の工場による汚染だと説明した。

中国メディアの極目新聞などによると、現場は同省温州市瑞安市を流れる川。今月6~7日にかけて乳白色へと変色したほか、大量の魚が群れをなして水面に浮上した。異臭はなく、体調不良を訴える住民もいなかったが、異常な現象に不安が広がった。

関係者によると、この川では地元のドラゴンボート大会が開催されるほか、川沿いに住む高齢者が洗濯に利用している。ただ、食器洗いや飲用水としては使用されていないという。

その後、温州市生態環境局は「地元のある織帯メーカーの工場で貯蔵タンクのバルブの密閉機能が故障し、原料の水性接着剤が隣接する川に流出したことが原因」と発表した。汚染は一時数百メートルの範囲に及んだというが、検査では有害物質は検出されず、すでに透明な状態に戻っているという。

同局は当該企業に対して改善措置を求めるとともに、法に基づいて立件調査を進める方針を示した。また、川のモニタリング頻度を増やし、水質の変化を継続的に追跡することで、生態系の安全確保に努めるとしている。(翻訳・編集/北田)

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