今年に入ってから、各国の首脳が相次いで中国を訪問しており、浙江省が頻繁に訪問先に選ばれています。これまでにドイツのメルツ首相、パキスタンのシャリフ首相、セルビアのヴチッチ大統領、ラオスのトンルン国家主席などを迎えました。
人工知能(AI)や新技術は浙江省が新たに発展させている分野であり、各国首脳が同地を訪れる最大の目的となっています。最も代表的なのは「杭州六小龍」と称される企業群です。宇樹科技(ユニツリー・ロボティクス)の人型ロボット、ディープシーク(DeepSeek)の大規模言語モデル、遊戯科学(Game Science)のゲーム『黒神話:悟空』などは、いずれも国際的に広く影響力を持っています。
ロボット産業を例に挙げますと、昨年、同省のロボット産業総生産額は707億1000万元(約1兆6700億円)に達し、産業用ロボット生産台数は前年比36.4%増の7万2900台となりました。すでにスマート介護やデジタル医療などの分野で20の国家級モデル応用シーンを育成しています。2025年の世界の人型ロボット導入台数は約1万6000台であり、中国市場はその80%以上のシェアを占めました。
活発な民間経済と国際貿易も同省の大きな特徴です。阿里巴巴集団(アリババグループ)のグローバル本社が置かれ、巨大ECの淘宝(タオバオ)やその国際版AliExpressを運営しています。ドイツの老舗シーメンス・エナジーは同省で30年にわたり事業を展開し、規模を拡大してきました。2021年から2025年にかけて、同省が海外に設立した企業は計5398社、対外直接投資額は685億ドル(約10兆9700億円)に達し、156カ国・地域を網羅しています。
浙江省は独自の発展モデルと成功体験を有しています。
浙江省のイノベーションによる発展は、中国の新たな質の生産力の発展の縮図となりつつあり、各国首脳はここで、よりリアルで未来感のある中国を目の当たりにしています。(提供/CGTN Japanese)











