
お腹いっぱいなのに、口寂しくてつい食べてしまう。そんなことってありますよね? 煙草をやめたら太っちゃった、なんて話もよく聞きます。
あめやチョコレートにニコチンは入っていないのに、 どうして煙草の代わりにしてしまうのでしょう。そう、それもやっぱり口寂しいからなのですね。
そこで今回は、口寂しさから食べてしまうわけと、それを防ぎ無駄なカロリー摂取を抑える方法をご紹介したいと思います!
●口寂しさは“甘えたい願望”
実は、口寂しくなるのは、おしゃぶりをくわえていた乳幼児期の甘えたい願望が残っている証しなのです。心理学ではその時期のことを『口唇期』と呼び“基本的な信頼感”を培う大切な時期だと言われています(生後1年半くらいまで)。
口寂しさは、そのころの願望が顔を出す瞬間に感じます。つまり、空腹でもないのに無性に何かを口にしたくなるのは、寂しいよ、甘えたいよ、頼りたいよというサイン ……。まずは自分の本当の気持ちに気付いてあげることから始めましょう。
●応急処置には“ノンカロリーのおしゃぶり”を
さあ、本当の自分の気持ちに気付いたからと言って、いざ口寂しさを感じたときはどのようにやり過ごせば良いのでしょうか? そんなときに備えて、ノンカロリー、低カロリーのおしゃぶりを探しておきましょう。
たとえば、無糖の炭酸水や低カロリーのフレーバータブレット菓子などです。もちろん食べ過ぎは良くないですが、口寂しさに任せて高カロリーなものを口にしてしまうよりは