FRBが連日の資金供給、実効FF金利10年ぶり誘導目標突破

FRBが連日の資金供給、実効FF金利10年ぶり誘導目標突破
[ニューヨーク 18日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)傘下のニューヨーク連銀は18日、フェデラルファンド(FF)金利の実効レートが金融危機以降初めてFRBの誘導目標を超えたことを受け、前日に続きレポ取引を通じた資金供給を実施し、750億ドルを市場に供給した。
資金供給を受け、銀行や企業が資金調達する際に支払う翌日物レポ金利は低下し、米東部時間正午前後の時点で2.10─2.25%となった。資金供給実施前は2.60─3.00%だった。
FRBは17─18日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、FF金利の誘導目標を25ベーシスポイント(bp)引き下げ、1.75─2.00%とすることを決定した。[nL3N2693NC]
アナリストは、銀行間資金調達市場の一段のボラティリティーを防ぎ、銀行システムの準備預金を恒常的に増やすためには、銀行が必要に応じて米国債を超過準備に転換することを可能にする「スタンディング・レポ制度」や超過準備への付利(IOER)の引き下げ、バランスシートの拡大などFRBによる長期的な対応が必要だと指摘する。
FRBは18日、IOERを30bp引き下げ1.80%とすることも決定した。
NY連銀が18日公表したデータによると、FF金利の実効レート<USONFFE=>は17日に2.30%に上昇し、金融危機以来約10年ぶりにFRBの誘導目標を超えた。
こうした状況が続けば、FRBに対する市場の信頼が揺らぐことになる。

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