トルコ軍がシリア親米クルド人勢力の攻撃を継続、民間人の死者も 避難6万人超

記事まとめ

  • トルコ軍は「シリア民主軍」に対する攻撃を10日も継続した。
  • 戦闘員だけでなく民間人の死者も出ており、多くの住民が避難を迫られている。
  • 米のトランプ大統領は「われわれが調停役になれることを期待する」と語った。

トルコ、シリアの親米クルド人勢力の攻撃継続 民間人の死者も

トルコ、シリアの親米クルド人勢力の攻撃継続 民間人の死者も
[イスタンブール/アンカラ 10日 ロイター] - トルコ軍はテロ組織とみなすクルド人主体の武装勢力「シリア民主軍(SDF)」に対する攻撃を10日も継続した。トルコはトランプ米大統領がシリアからの米軍撤退を表明した後、シリア北東部での攻撃を開始。前日の空爆と地上戦開始に続く攻撃で、戦闘員だけでなく民間人の死者も出ており、多くの住民がこの地域からの避難を迫られている。
トルコ国防省は攻撃でこれまでに228人の戦闘員が死亡したと発表。クルド人勢力は、トルコの攻撃に抵抗していると明らかにした。
シリア人権監視団によると、SDFの戦闘員少なくとも23人が死亡したほか、トルコが支援するシリア勢力の戦闘員6人も死亡した。このほかSDFによると、空爆と爆撃により民間人少なくとも9人が死亡。トルコ当局者は、クルド人勢力による反撃で9カ月の乳幼児を含む民間人6人が死亡したとしている。
トランプ大統領は10日、ツイッターに「われわれには3つの選択肢がある。数千人の部隊を派遣して軍事的勝利を収めること、トルコに制裁を科し資金面で大打撃を与えること、あるいはトルコとクルド人勢力間の合意を仲介することだ」と投稿。
ホワイトハウスで記者団にこれらの選択肢について問われると「われわれが調停役になれることを期待する」と語った。
トルコについては、米国は「おそらく制裁や資金面などで極めて厳しい措置を講じる」としたが、詳細については触れなかった。

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