豪政府、中国・湖北省から一部自国民退避へ 孤島で検疫実施

豪政府、中国・湖北省から一部自国民退避へ 孤島で検疫実施
[メルボルン 29日 ロイター] - オーストラリアのモリソン首相は29日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、発生源とされる武漢市がある中国湖北省に滞在している州人の一部を退避させ、インド洋にある自国領クリスマス島で検疫を実施する方針を明らかにした。
モリソン氏はキャンベラで開いた記者会見で武漢市と湖北省に滞在する「孤立し、(感染の)被害を受けやすい豪州人」の帰国支援を行うと述べた。湖北省で住民登録されている豪州人600人のうち、何人が支援の対象になるかは明かさなかった。
また、同省に滞在するニュージーランドや太平洋諸島からの市民にも支援を行うと述べた。
クリスマス島はオーストラリア本島から1500キロ離れており、国内で論争を呼んでいる移民収容施設がある。
オーストラリアでは5人が新型ウイルスによる肺炎にかかったと確認されており、政府はこの日、中国への渡航警戒レベルを引き上げ、再考を促すとともに、湖北省への渡航中止勧告も出した。

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