日経平均はしっかり、新型肺炎の警戒感残る中で自律反発

日経平均はしっかり、新型肺炎の警戒感残る中で自律反発
[東京 29日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均株価はしっかり。新型肺炎の感染拡大が依然として警戒されているが、ドル/円が円安方向に振れたほか、前日の米国株式市場が上昇したことなどが好感され、終始堅調な地合いを持続。ただ、警戒感が後退したわけではないため、上値を積極的に取る動きがみられなかったことで、きょうの切り返しは自律反発との見方も出ている。
朝方には小幅安まで値を消す場面があったものの、日経平均の2万3000円前後の水準は値ごろ感が働くとみられ、打診買いやショートカバーが入り前場中盤から堅調に推移した。
中国国家衛生健康委員会は29日、新型コロナウイルスによる肺炎で国内の死者は28日時点で132人、感染者は5974人に増加したと発表した。患者はさらに増えるとみられ、予断を許さない状況にあるものの「テクニカル面では売られ過ぎの指標も目立っており、自律反発に転じた」(国内証券)という。
また「きょうは受け渡しベースで月内最終売買となる。それが意識される格好で、これまで高値を売った向きのショートカバーも入っているようだ」(SBI証券・投資調査部長の鈴木英之氏)との指摘もある。
TOPIXも反発。東証33業種では、海運業、鉱業、証券業などを中心に全業種が上昇した。東証1部の売買代金は1兆9685億1900万円。
個別では、東京エレクトロン<8035.T>、SCREENホールディングス<7735.T>など半導体関連株がしっかり。

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