アングル:プーチン長期支配、それでも冷めないロシア国債投資熱

アングル:プーチン長期支配、それでも冷めないロシア国債投資熱
[モスクワ/ロンドン 7日 ロイター] - ロシアでの全国投票で承認された改正憲法が発効し、プーチン大統領は最長2036年まで続投することが可能となった。国際社会では、プーチン政権のさらなる長期化を懸念する声がでているが、今のところ高金利のロシア国債への投資意欲が減退する兆しはみられない。投資家は長期政権による政策停滞リスクよりも経済ファンダメンタルズや政治的安定のほうを重視している。
ロシア市場はここ数年、制裁や原油価格の崩壊で何度か急落したが、ルーブル建てのロシア国債(OFZ)投資への影響はほとんどみられなかった。背景には、ロシアの債務水準の低さ、慎重な金融・財政ルール、世界4位の規模の外貨準備がある。
プーチン氏は2036年には84歳になっている。それでも、長期政権を懸念する投資家はほとんどいない。新興国については、財政政策が健全であれば、政権や政策がころころ変わるよりも長期政権で安定しているほうが良いと考える人が多く、実際、長期政権の国は珍しくない。
OFZに投資しているアバディーン・スタンダード・インベストメンツ(ロンドン)のシニア投資マネジャー、ケビン・ダリー氏は「良い面とそうでない面がある。一国の指導者が手段を選ばず延命を図っていれば、心配になるのが常だ。ただその一方で、プーチン政権の財政運営は慎重、賢明で、これは評価すべき点だ」と述べた。
現在、外国人は430億ドル相当のOFZを保有。これは全体の約3分の1を占める。海外投資家の多くは相対的に金利が低いドルを買ってルーブルに交換し、OFZに投資している。

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