
同社は約30億ドルの新規資金を獲得するほか、約70億ドルの債務削減と約17億ドルのコスト削減を行う。
破産裁判所のヒアリングによると、エネルギー価格の回復でチェサピークの企業価値も約51億3000万ドルに上昇した。
同社はかつて天然ガス生産2位だったが、多額の債務を抱えていた上、新型コロナウイルス感染拡大による需要減やエネルギー価格急落に見舞われて経営が破綻。昨年6月に連邦破産法11条の適用を申請していた。
再建計画に反対する債権者らは、同社は破産法適用の申請以前に破綻しており、米資産運用大手フランクリン・アドバイザーズなど計画に賛同する債権者へのリターンが過大だとして同案を厳しく批判していたが、破産裁判所のデービッド・ジョーンズ判事はそうした主張を退けた。
同社の広報担当者は、再建計画によりチェサピークは「より強く競争力のある企業」として再浮上する、と述べた。
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