ベネズエラ、マドゥロ大統領が2期目就任 米は「権力奪った」と非難

[カラカス 10日 ロイター] - 深刻な経済状況が続くベネズエラで10日、マドゥロ大統領が2期目の就任式を行った。一方、米国や他の南米諸国は、同大統領が不法に権力を奪ったとして非難した。マドゥロ大統領は「帝国主義的、覇権主義的な一つの国またはその衛星国による支配を拒否する新たな世界が立ち上がる」と述べた。
ただマドゥロ大統領が演説を終了しないうちに、米国は大統領が「権力を奪った」と非難したほか、パラグアイは外交関係を断つと表明した。
ベネズエラの野党指導者は就任式について、マドゥロ氏が国際的に独裁者の烙印を押されることになるとの見解を示している。
野党はマドゥロ氏が再選を果たした昨年の大統領選をボイコットし、また多くの外国政府は大統領選を「茶番」だとして非難した。
野党が多数派を占める議会のグアイド議長は記者会見で、「国民投票による結果ではないものを否定する必要がある」と指摘した。
ベネズエラはハイパーインフレや深刻な食料・医薬品の不足に見舞われ、多くの国民が国外に脱出している。
米国、欧州連合(EU)、多くの南米諸国は10日、マドゥロ大統領を批判。ポンペオ米国務長官は「ベネズエラが国民の意思を尊重する自由で公正な選挙を行い、民主的な憲法秩序を回復する移行プロセスを始める時だ」との声明を発表した。

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