タンカー攻撃 イラン関与なら戦争を引き起こす可能性のある危険な賭け

記事まとめ

  • タンカー攻撃について専門家は、もしイランが背後にいたとすれば綿密に練り上げられた計画とみている。
  • 軍事アナリストは、停泊中にタイマー式の爆破装置を吸着させたか、あるいは航行中にボートや水中ドローンを使って吸着させたと分析する。
  • アラブ湾岸諸国研究所上級研究員は「イランが危険な賭けに出る場合、イランには手に負えない戦争を引き起こすかもしれない」と述べた。

アングル:ホルムズのタンカー攻撃、イラン関与なら危険な賭け

アングル:ホルムズのタンカー攻撃、イラン関与なら危険な賭け
[ジュネーブ 18日 ロイター] - ホルムズ海峡近くで起きたタンカー攻撃について専門家は、もしイランが背後にいたとすれば、海運交通の要衝における同国の影響力誇示という狙いに合わせて綿密に練り上げられた計画とみている。ただ、もしそうだとしても、そうした戦略は米国の対イラン制裁への対抗策としてはリスクの高いものだという。
イラン海軍で18年の軍歴を持つ軍事アナリスト、フセイン・アルヤン氏によると、13日に発生したタンカー2隻への攻撃は航行中に行われ、停泊中のタンカーが狙われた前月の事件よりもかなり難度が高い。
攻撃を受けたタンカーを保有する日本の海運会社の幹部は先週、乗組員から飛来物の報告を受けたと説明した。
しかし、アラヤン氏によると、このタンカーや、13日に別のノルウェー船籍のタンカーを攻撃した者は誰であれ、停泊中にタイマー式の爆破装置を磁石で船体に吸着させたか、あるいは航行中にボートや水中ドローンを使って吸着させたと分析する。
米国と欧州でそれぞれ安全保障を担当する政府関係者2人も、重傷者を出すことなく船体に損害を与えるという洗練された攻撃で、緻密な計算をうかがわせると話す。攻撃は、イランが望めば混乱を引き起こせること、ただし今はそれを望んでいないことを示す狙いがあったように見えるという。その目的は、紛争の引き金を引くというよりは、米国や他の敵対国に抑制を促すことにあるように見えるとしている。

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