ニュージーランド第1四半期GDPが前期比0.6%増 建設部門の伸び率3.7%

記事まとめ

  • ニュージーランド統計局が発表した第1四半期のGDPは季節調整済み前期比0.6%増と、前期と同じ伸び率で、市場予想にも一致した。
  • 建設部門の伸び率が3.7%で全体の成長率をけん引するも、サービス部門が振るわず、建設部門による押し上げを一部打ち消した。
  • 同統計を受けてNZドルは0.3%上昇し、0.6561米ドルを付けた。

第1四半期ニュージーランドGDP、前期比0.6%増 成長率横ばい

第1四半期ニュージーランドGDP、前期比0.6%増 成長率横ばい
[ウェリントン 20日 ロイター] - ニュージーランド(NZ)統計局が発表した第1・四半期の国内総生産(GDP)は季節調整済み前期比0.6%増と、前期と同じ伸び率で、市場予想にも一致した。建設部門の寄与が大きかった。
ニュージーランド準備銀行(中央銀行)が来週の会合で政策金利を据え置くとの見方を裏付ける内容だった。
GDPは前年比では2.5%増となり、伸び率は前期の2.3%から加速し、アナリストの予想中央値の2.4%も上回った。
統計局の発表文によると、内訳では、建設部門の伸び率が3.7%となり、全体の成長率をけん引した。ただ、サービス部門が振るわず、建設部門による押し上げを一部打ち消した。
GDP統計を受けてNZドル<NZD=>は0.3%上昇し、0.6561米ドルを付けた。
GDPの前期比成長率は中銀の5月時の予想である0.4%を上回った。
中銀は今月26日に政策決定会合を開く。米連邦準備理事会(FRB)は18─19日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で年内の利下げを示唆しており、NZ中銀の対応に市場は注目している。
中銀は5月に2年半ぶりの利下げに踏み切っており、来週は政策金利を据え置くとみられている。ただ、インフレ率が目標を下回って推移し、景気見通しも弱いため、年内の追加利下げを見込む向きもある。
ASBのチーフエコノミスト、ニック・タフリー氏は調査ノートで、第1・四半期のGDPは予想されていたほど弱くなかったため、これだけが理由で追加緩和することにはならないだろうと指摘。

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