イラン国連大使、米の追加制裁を非難 「脅されて対話できず」

イラン国連大使、米の追加制裁を非難 「脅されて対話できず」
国連 24日 ロイター] - イランのラバンチ国連大使は24日、米国がイランに対する追加制裁を発表したことについて、国際法を尊重していないとして非難し、両国間の緊張は「非常に危険」で対話が可能な状況ではないとの見方を示した。
ラバンチ氏は記者団に対し「脅されている状態で対話はできない」と語り、「イランに追加制裁を課すことを主な狙いとする者とどう対話を始めるというのだ。対話のムードはまだ整っていない」と述べた。
国連安全保障理事会は24日、米国の要請を受けてイランを巡り非公開の会合を開いた。会合後、安保理は中東湾岸で起きた石油タンカーに対する攻撃を「航海とエネルギー供給に対する深刻な脅威」と非難し、当事者や周辺諸国に最大限の自制を促した。
6月の安保理議長国を務めるクウェートの国連大使は「安保理理事国は対話を通じた平和的な相違解消を求めた」と語った。
コーエン米国連大使代行は会合後、記者団に対し、米国はイランの交渉復帰を目的とした経済・外交上の努力を続けると述べた。
イランのラバンチ大使は米国に対し、湾岸地域から軍艦を撤退させるとともに、「イラン国民に対する経済戦争から手を引く」よう求め、「状況は非常に危険だ。われわれは緊張緩和に取り組むべきだ」と訴えた。
イランは今月17日、低濃縮ウランの貯蔵量が2015年核合意で定められた上限を10日後に超えると警告した上で、欧州諸国は核合意を維持することが依然可能だとしていた。
ラバンチ氏はこれについて「欧州側と今後について協議している」とし、「米国の核合意離脱によってイランが負った損失を補償する義務は欧州側にある」との立場を示した。

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