メルケル独首相 座って式典に参加で震え見られず

記事まとめ

  • メルケル首相は、フレデリクセン首相を歓迎する式典に椅子に座って参加した。
  • メルケル氏は、リンネ首相を歓迎する式典で起立した際に体を震わせる症状が見られたものの、この日は震えは出ず、笑顔も見せていた。
  • 「首相としての責務を認識している」とした上で、「健康であることが極めて重要と感じており、健康には気を付けている」と応じた。

独CDUで首相交代前倒し議論が活発化、メルケル氏の健康不安で

独CDUで首相交代前倒し議論が活発化、メルケル氏の健康不安で
[ベルリン 11日 ロイター] - ドイツのメルケル首相(64)が公の場で体を震わせる症状にたびたび見舞われたことを受け、与党・キリスト教民主同盟(CDU)内では同氏が計画する2021年の首相交代を前倒しすべきかどうかを巡る議論が活発化している。党幹部らが明らかにした。
メルケル首相は10日、フィンランドのリンネ首相を歓迎する式典で起立中に体が震える症状に見舞われた。体が震える症状は過去3週間で3回目となり、健康状態への不安が台頭している。
首相は11日のデンマークのフレデリクセン首相を歓迎する式典には椅子に座って参加。この日は震えは出ず、笑顔も見せていた。式典後、健康状態に関する記者団の質問に対し「首相としての責務を認識している」とした上で、「健康であることが極めて重要と感じており、健康には気を付けている」と応じた。
2005年から首相を務めるメルケル氏は、21年までの現任期終了後に再選を目指さない意向を表明しており、昨年12月には、CDU党首の座をクランプカレンバウアー氏に譲り、同氏が次期首相の有力候補と目されている。
CDUの執行委員会のあるメンバーは、メルケル氏の健康不安により「2021年まで首相交代をしないというメルケル氏とクランプカレンバウアー氏の合意が維持できるかどうか、党内で議論が活発化している」と明らかにした。
クランプカレンバウアー氏が十分な機会を得ていないと感じている同氏の支持者らも、そうした議論に加勢している。同氏は、一連の失言などで求心力が低下しているが、CDUのある重鎮は「失敗だけが理由ではなく、CDU党首は実際、舞台への出番がない」と指摘した。
ただ、関係者らによると、メルケル、クランプカレンバウアー両氏とも、首相交代の計画変更を望んでいない。メルケル氏が早期に退任した場合、総選挙につながる見通しだが、21年の首相交代に伴う実際のリスクは、社会民主党(SPD)が連立政権から外れる可能性のみという。
*内容を追加し、カテゴリーを広げました。

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