韓国が日本との軍事情報協定を破棄へ 両国の安保協力環境に「大きな変化」

記事まとめ

  • 韓国大統領府は22日、GSOMIAを破棄すると表明した。
  • 韓国高官は、日本がホワイト国のリストから韓国を除外し、両国の安全保障協力環境に「大きな変化」をもたらしたと述べた。
  • 協定の更新期限は今月24日で、日韓のどちらかが破棄を通告しない限り自動的に延長されることになっていた。

GSOMIA破棄、「韓国の決定に失望」と米国務長官

GSOMIA破棄、「韓国の決定に失望」と米国務長官
[ソウル/東京 23日 ロイター] - 韓国が22日に日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)破棄を決定したことを受け、ポンペオ米国務長官は「失望した」と語り、日韓両国が連携することの重要性を強調した。
ポンペオ長官は訪問先のカナダで記者団に対し「韓国の決定に失望した」と発言。韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相と22日に電話で協議したことを明かし、「日韓の共通利益が米国にとって重要であることは疑いがない」と述べた。
韓国大統領府は22日、日本が貿易規制上の優遇措置対象である「ホワイト国」リストから韓国を除外し、両国の安全保障協力環境に「重大な変化」をもたらしたとして、GSOMIAを破棄することを発表。協定の維持は国益にかなわないと判断したと表明した。
GSOMIAは軍事上の機密情報を共有するための取り決めで、日韓は2016年に締結した。両国はそれまでそれぞれの同盟国である米国を介して情報を共有していたが、北朝鮮がミサイル発射や核実験を繰り返す中、直接やりとりできる仕組みに切り替えた。
米国の元国務次官補ダニエル・ラッセル氏(東アジア・太平洋担当)は、オンライン・ニュースレターの「ネルソン・レポート」で、「米国第一主義がもたらした結果だ。あらゆる国が他国との連携網よりも自国を優先させている」と分析。「北朝鮮が保有する核・弾道ミサイルが急速に拡大しているこのタイミングでGSOMIAを破棄するのは、直接的に米国の安全保障を損なう」とした。その上で、中国が台頭する中、米国主導の同盟体制の崩壊は「大惨事」だと指摘した。

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