ベルギーの巨人祭り、黒塗り「野蛮人」役に人種差別との批判

[アト(ベルギー) 25日 ロイター] - ベルギーの小さな街アトで25日開催された「巨人祭り」で、主役を務めた黒い顔の「サベージ(野蛮人)」に歓声と拍手が送られたが、人種差別に反対する団体からは強い非難を浴びた。
16世紀に始まり、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産にも登録されているこの祭りは、ブリュッセルから西へ約60キロの小さな町で毎年8月に開催される。
パレードの主役は、黒い衣装を着て顔や手を黒く塗った白人男性のサベージだ。頭には羽毛の付いた軍帽、首からは鎖をぶら下げ、鼻からは金色のピアスが突き出ている。
サベージは手首と足首を鎖でつながれたまま、意味不明なことを叫んだり、子どもらを怖がらせたり抱きしめたりして、顔に黒い塗料の跡を残した。
人権団体ブリュッセル・パンサーズの広報担当者は「黒人が社会において与えられている、屈辱的な人種差別イメージの特色をすべて備えている」と指摘。完全なる人種差別だと述べ、ユネスコに無形遺産の認定を取り消すよう求めた。
アトのブルーノ・ルフェーブル市長はロイターに対し、「人種差別や黒人に対する悪い感情について話すのは、主に住民以外の人々だ。アトで私たちは、サベージが人種差別に当たると考えたことはなかった」と反論。「住民はむしろ、サベージに憧れている。サベージからキスを受ければ、1年中幸運が待っている」と語った。

あわせて読みたい

ロイターの記事をもっと見る 2019年8月26日のびっくり記事

\ みんなに教えてあげよう! /

トピックス

今日の主要ニュース 国内の主要ニュース 海外の主要ニュース 芸能の主要ニュース スポーツの主要ニュース トレンドの主要ニュース おもしろの主要ニュース コラムの主要ニュース インタビューの主要ニュース

びっくりニュースアクセスランキング

びっくりランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る

新着キーワード一覧

このカテゴリーについて

世界のびっくり事件や仰天する出来事などついつい気になる情報をお届け中。