太陽系外惑星の大気中に水の存在を初確認 英大学の研究者ら

記事まとめ

  • 英大学の研究者らが、太陽系外惑星の大気中から水蒸気を検出。
  • 「K2-18b」という巨大地球型惑星、ガス惑星以外で水の存在が確認されたのは初。
  • 地球よりも多量の放射線を受けている可能性が高く、生命が進化する見込みは薄い。

太陽系外惑星の大気中に水の存在を確認、科学者らが発表

太陽系外惑星の大気中に水の存在を確認、科学者らが発表
[ロンドン 11日 ロイター] - 英ユニバーシティー・カレッジ・ロンドン(UCL)の研究者らは11日、太陽系外惑星の大気中から初めて水蒸気を検出したとする研究結果を、科学誌ネイチャー・アストロノミーに発表した。
研究者らは、ハッブル宇宙望遠鏡を使い、太陽系外惑星「K2-18b」の大気中に水蒸気の存在を確認した。K2-18bは数百個の「スーパーアース(巨大地球型惑星)」と呼ばれる惑星の一つ。ガス惑星ではなく、スーパーアース周辺の大気中に水の存在が確認されたのは初めて。
UCLの天文学者、アンゲロス・チアラス氏は、K2-18bは地球から100光年離れている矮星の周りを回っていると指摘。太陽から地球に光が届くまで数分しかかからないが、K2-18bからの光が届くには100年かかるとし、「われわれがそこに旅するのは不可能だ」と述べた。
「(K2-18bが)遠く離れていることから、われわれには地球にとどまる以外に選択の余地はなく、地球の代わりになる惑星を探すよりも地球の環境を改善することが最善だ」と語った。
また太陽系外惑星は、地球よりもはるかに多くの放射線にさらされている可能性が高く、そこで生命が進化する見込みは薄いとされる。

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