音の20倍の速さで飛行! 時速約2万kmの「飛翔体ファルコン」の飛行試験がスゴイ

音の20倍の速さで飛行! 時速約2万kmの「飛翔体ファルコン」の飛行試験がスゴイ

人類の歴史に新たな1ページを刻むかもしれないある実験が、アメリカ現地時間の今週水曜日に行われると発表された。その実験とはマッハ20、つまり音の速さより20倍速い極超音速飛翔体「Falcon HTV-2」の無人飛行試験である。

これはアメリカの国防総省ペンタゴンと国防高等研究計画局が、ミサイルより速く攻撃できる極超音速兵器を開発するために行っていたプロジェクトで、これまで3億800万ドル(日本円約235億9200万円)の資金がつぎ込まれている。

今回の計画では、Falcon HTV-2はロケットで宇宙まで運ばれた後、地球に向かって滑空し、最後には海に突っ込み飛行を終えることになっている。YouTubeにも「DARPA’s Falcon HTV-2 complete flight overview」というタイトルで飛行試験のシュミレーション動画がアップされているので気になる人は要チェックだ。

Falcon HTV-2は時速2万921キロメートルという想像絶する速さで飛行し、通常5時間以上かかるニューヨーク~ロサンゼルス間を12分以内で移動することができる。この速さをもってすれば、地球上のどの場所にも1時間以内に移動し攻撃することができ、さらには核兵器など453.6キログラムの物まで搭載できるよう作られていっているので、完成すれば史上最強の兵器になりうる。

次世代の軍事抑止力、そしてならず者国家やテロリストに対抗する手段として開発されているFalcon HTV-2は、昨年4月に行われた1回目の飛行試験では上手く飛行できなかった。その失敗から幾多の改良を加え、今回アメリカの現地時間水曜日の午前7時に、Falcon HTV-2を載せたロケットが宇宙に発射される予定であった。

しかし未だ今回の飛行試験の結果は入ってきておらず、多くの人がその結果発表を待ちわびている。マッハ20という脅威の速さに挑戦する今回のFalcon HTV-2の実験。しかしこれが軍事目的で使われることを考えると、その完成を期待していいものなのか悩んでしまう。
(文=田代大一朗

参照元:Daily Mail(英文)

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