「あれ、何しに来たんだっけ?」部屋を移動すると直前のことを忘れてしまうのはなぜ? その科学的根拠

誰でも一度は経験があるはずだ。たとえば鍵を取りに部屋に入ったのに、何を取りに来たのか忘れてしまう。「あれ? 何しに来たんだっけ?」と、また部屋を出てみたりしたことはないだろうか。

これは決して物覚えが悪くなった訳ではなく、増して記憶喪失になった訳でもない。科学者によると、これには科学的な根拠があり、人はこのきっかけで忘れてしまうことをどうすることもできないそうだ。さて、どうしたものか?

このことについて、最近ノートルダム大学の研究者らが報告している。それによると、空間を移動することにより「出来事」が刷新されるからだ。本来は脳が、新しい記憶を形成するのを助けているのだが、部屋ごとに活動を切り分けてしまうために、直前の記憶を忘れたようになってしまうのである。

実際書籍や映画では、この現象を効率的に使っている。たとえば書籍であれば、新しい章に移る際に真っ白な扉が設けられていたり、映画ではドアを堺に新しい物語が展開したりする。

これは物忘れとは一切関係がないので心配は無用だ。また、ドアをまたぐ度に忘れてしまうことを恐れて、ドアのない家を作る必要もないのでご安心を。

ちなみに原因については明らかになっておらず、効果的な対策についても示されていない。出来るだけ忘れないようにする以外に、取り得る手は今のところないようである。さて、どうしたものか?

参照元:DVICE(英語)

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2011年11月24日のライフスタイル記事

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