
集団が1人の男性に対して集団暴行をするという動画が、インターネット動画共有サイト『YouTube』に掲載されている。この動画は9月27日の午後に秋葉原で撮影されたもので、動画自体も同日にアップロードされて掲載されたようだ。
集団が1人の男性に対して暴力をふるった理由は何か? 動画と解説文を見る限りでは、どうやら対立意見を持つ人物に対して集団が暴力を行ったようで、集団は「外国人参政権断固反対」のデモ行進をしていたグループのようである。デモ行進中に「排外主義断固反対」というプラカードを持った男性1名を発見し、突発的に暴力に至ったようだ。
この動画を掲載した人物は何者かわかっていないが、集団の関係者の可能性もあるようだ。動画につけられている解説文には、「外国人参政権断固反対!東京デモが9月27日午後、秋葉原で行われ、500名が参加し ました。デモ中、歩道に目をやると、「排外主義断固反対」のプラカードを持った左翼の男が1名 、突っ立っておりました。これにほぼ同時に気づいた私と〇〇〇〇氏が左翼からプラカードをもぎ取り、あとは動画の通り参加者の皆さんが左翼をフルボッコにいたしました」と書かれていた(伏字には個人名が書かれている)。
意見の対立により相手に対して良くない感情を抱くのは仕方がないことかもしれない。しかし、この動画を見る限りでは一方的に暴力をふるっているように思える。暴力で物事は解決できないし、もちろん暴力に暴力で応えても解決しない。まずはそこから考えてみる必要があるのではないだろうか。