
ひと口で頬張ったゆで卵が、口のなかで爆発するという悲惨な事故が中国で起こった。現地メディアが25日伝えたもので、ゆでた卵を電子レンジで再加熱したことが原因だとしている。
広東省の広州に住む女性は24日、家で作ったゆで卵を職場に持参した。そして、それを食べる際に冷えたゆで卵を電子レンジで再加熱し、ひと口で頬張った。すると、口のなかで“ボンッ”という音とともに爆発したという。その女性を診断した医師によると、女性は唇や口の周りに火傷をおったが、幸いなことに口を閉じて噛む前だったために大事には至らなかったようだ。
彼女はそのときの状況を「大きな音がしたかと思うと、白身と黄身がいろんなところに飛んだ」と話し、「まるで口のなかから爆弾が飛び出たような光景だった」とその恐怖を語る。
ゆで卵を電子レンジで作ると爆発するというのは周知の事実であるが、ゆでてあるものを再加熱する場合でも黄身から出た水蒸気が逃げられずに内部に溜まるため爆発する。つまようじで穴を開けておくといいなど対処法はあるようだが、再度、ボイルしたほうが無難のようだ。
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