
ゲームメーカーとして知られる、株式会社タイトー。世界的に有名なアーケードゲーム『スペースインベーダー』などのゲーム機器や家庭用ゲームソフトの開発・製造・販売を手掛けいる。アミューズメント施設の運営なども行っている会社なのだが、創業初期はロシアの蒸留酒ウォッカの醸造・販売をしていたという。広報担当者の方がコミュニティサービスTwitterで当時のエピソードを紹介している。語らえるエピソードは、あまり世間では知られていないタイトーのディープな歴史だ。
株式会社タイトーは現在、スクウェア・エニックス・ホールディングスの完全子会社である。ゲームセンターなどの運営を行うアミューズメント事業、オンラインゲームなどの制作を手掛けるゲーム事業、携帯電話用のアプリなどの開発を行う、コンテンツ事業などを行っている。
そのタイトーがウォッカを製造していたのは、創業当時のこと。ロシア人実業家が輸入会社として設立したのが始まりで、日本で初めてウォッカの醸造・販売をしていたという。広報担当者のTwitterの発言によれば、
「太東貿易が日本ではじめて作ったウォッカの名前は「トロイカ」。このウォッカ、すごく高品質で評判がよく、帝国ホテルのBarにも並べられたほど(当時は帝国ホテルのbarには、お酒を納入するのはとても困難だったようです。)」
「太東貿易はウォッカを通じてBarとのつながりができ、お酒の販売と並行してピーナッツベンダーの販売も手がけた。(ピーナッツベンダーとは、10円玉を投入するとひとつまみのピーナッツがパラパラっと出てくる小型の卓上自販機。)→知ってる人いますかねぇ?」