世界最大手のファーストフードチェーン・マクドナルドのマスコットキャラクターが引退の危機に直面している。現地時間の31日に、マクドナルドの店舗や大学など米国内24カ所で“引退パーティー”が行われる予定だという。
米シカゴ・トリビューン紙が29日(現地時間)に伝えたところによると、ロナルド・マクドナルドの引退を要求しているのは、企業の社会的責任を追及するNGO「Corporate Accountability International(CAI)」。ロナルド・マクドナルドが子供たちに与える影響が大きすぎるため、“ファーストフード産業による小児肥満症危機”だとして反対キャンペーンを開始。マクドナルドに対して、子供向けの宣伝をストップするようにと主張している。
現地時間の31日のランチタイムには、シカゴアベニューやステートストリートにある店舗や大学など同国内24カ所で、ロナルド・マクドナルドの“引退パーティー”を開催予定。市民らに対して署名運動を行い、タバコブランド・キャメルのキャラクターだったジョー・キャメルのようにロナルド・マクドナルドを引退に追い込む方針だ。
これに対してマクドナルド側は「ロナルド・マクドナルドを引退させるつもりはない」とし、「ロナルド・マクドナルド・ハウス基金のシンボルでもあるロナルドは、安全や教養、健康な精神、そしてバランスの取れた食生活などたくさんの大切なメッセージを運んでいる」と説明している。
日本でも「ドナルド・マクドナルド」としてお馴染みの同キャラクターは、勤続歴50年という超ベテラン。2003年からは同社の「最高幸福責任者」も務めている働き者だけに、進退が気になるところである。