【チェルノブイリ取材】チェルノブイリはまだ観光地として成功していない / 原発職員が苦悩「面白半分でやってくる観光客がいて心が苦しくなる」

【チェルノブイリ取材】チェルノブイリはまだ観光地として成功していない / 原発職員が苦悩「面白半分でやってくる観光客がいて心が苦しくなる」

世界規模で甚大な被害を与えた、チェルノブイリ原発のメルトダウン事故。発生から27年が経過したいまも、その傷跡は癒えることなく残っている。そんなチェルノブイリ原発の半径30キロ圏内は許可なく入ることはできない。

・職員から苦悩の言葉
しかし、旅行代理店を通してウクライナの非常事態省に見学を申請し、許可が出れば入ることが許される。必ずチェルノブイリ情報センターの職員が案内役として同行し、ホットスポットや危険な場所を避けたり、各所を解説したり案内してくれる。今回、筆者(私)はチェルノブイリに出向いた。そして、案内をしてくれた職員から苦悩の言葉を聞いたのだ。

・何を持って観光地化の成功と言えるのか不可解
「チェルノブイリが観光地化して成功している」という声もあるが、何を持って成功と言っているのか不可解である。訪れる観光客の人数が多いから成功なのか? 少しでも人がやってくれば成功なのか? 復興につながるから成功なのか? そもそも観光客の来訪は復興につながっているのか? チェルノブイリ情報センターの職員であるモバさんは、次のように語っていた。

・面白半分でやってくる観光客に苦悩
「チェルノブイリを訪れて、現状をより多くの人たちに広めてくれる人がいるのはとても嬉しいことです。ですが、面白半分でやってくる観光客がいて心が苦しくなることもあるんです。私が説明してもなにも頭に入っていない」(モバさん 談)

・エンタメという意味での観光地ではない
ウクライナ人通訳のナターシャさんも「観光地といってもエンターテインメントという意味での観光地ではありません。チェルノブイリは学んだり考えたりするための場所なのです」と語っていた。


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