
中国といえばジャッキーチェンと餃子だが、餃子を作るときに欠かせないのが餃子の皮だ。餃子の数だけ皮が必要なわけで、国民的料理の餃子ということもあり、一日に消費される餃子の皮の数は、天文学的なものになるかもしれない。
ということで、中国では一般的となっている “餃子の皮屋さん” に行ってみた。そう、そこは、餃子の皮や春巻きの皮、シュウマイの皮など、皮ばっかりに執着した(?)店なのである。
餃子の皮屋さんは、餃子も春巻きもシュウマイもすべて同じ生地で作っているが、重要なのは生地の素材の違いではなく、生地の薄さなのだという。餃子はやや厚く、春巻きはやや薄く、そしてシュウマイはもっと薄くするのだとか。
また、焼き餃子よりも水餃子が多い中国では、餃子の皮が丈夫でなくてはならず、生地の弾力性も重要な部分とのこと。確かに、中国の水餃子は記事が厚くて、プルプルしているし、箸でつまんでもやぶけることは少ない。
もし中国に住むことがあったら、餃子の皮屋さんで買った皮で、餃子をつくってみるといいかもしれない。
■こんな中国のビックリ情報もあります