スリップノットが毎年恒例となっているKNOTFESTを、ライブ映像とインタビューで構成されたオンライン版「Knotfest Roadshow」として開催する。

出演はスリップノット、アンダーオース、コード・オレンジの3組。
現地時間の5月29日(金)午後3時[日本時間5月30日(土)午前7時]より公式サイトKnotfest.comにて配信される。

スリップノットは米ローリングストーン誌が昨年の最優秀メタル・アルバムに選んだ『We Are Not Your Kind』のリリース直前、ベルギーで行なったグラスポップ・フェスティヴァルでのパフォーマンスをストリーミング配信。パーカッショニストのショーン”クラウン”クラハンもイベントの独占インタビューに参加する。

アンダーオースは2016年、『Theyre Only Chasing Safety』をリリースした時期にラスヴェガスはブルックリン・ボウルで敢行したライブを配信。フロントマンであるスペンサー・チェンバーレインがインタビューに答える。コード・オレンジは彼らのライブ配信「Last Ones Left:In Fear of the End」を再度配信する予定。
こちらは3月にソーシャル・ディスタンス問題による制限下で新譜『Underneath』のプロモーションをするために無人の映画館から届けられたものだ。

Tomorrow // https://t.co/xmESS0eAkR pic.twitter.com/1ehPlcMFcK— Slipknot (@slipknot) May 28, 2020
クラウンはYouTubeにて公開中のインタビュー・シリーズ「The Electric Theater」の一環として、コード・オレンジのシンガー兼ドラマー、ジェイミー・モーガンとトークを繰り広げる。モーガンの回は配信中で、インタビュー動画は今後毎週更新されていく。

「The Electric Theater」に加えて、公式サイトでは解説記事やプレイリストといったコンテンツが公開される予定。最新のインタビューのなかにはAugust Burns Red、Body Count、Peripheryといったバンドのものがある。

米ローリングストーン誌が最近行なったインタビューで、クラウンはどのように自粛期間を過ごしているかについて語っている。
彼は自粛中にしたことのひとつとして鳥の餌台を設置したことを挙げており、それによって純粋な楽しみを得たという。「家の中にいたり、職場にいたり、飛行機に乗ったり、ステージにいたり、バスに乗っていたり……それらの代わりに今は青いカケスがピーナッツ・バターに誘われるのを観察しているんだ。俺にとって、(餌の)箱を開けて、方向を読んで、それを追って、実際に成功することが全てなんだ。そして今俺は鳥を見ている……それで『なんてこった』みたいな感じになる。それってクールだと思わないか? みんながそんな感じになってくれるといいんだけど」