全てはエルヴィスから始まった 1956年と1957年のプレスリーを聴く

自分に落ち着けと言い聞かせながらお送りしております(笑)。「トゥッティ・フルッティ」は、今年お亡くなりになったリトル・リチャードが歌ってヒットしておりましたね。「ローディ・ミス・クローディ」はブルース歌手ロイド・プライス、「シェイク・ラトル・アンド・ロール」もブルース歌手のビッグ・ジョー・ターナーの曲です。エルヴィスはブラック・ミュージックを歌う白人だったんですよ。カントリーのようなギターでブルースをシャウトするという、当時のアメリカのポップス史上に無かったスタイルだった。生まれたのはミシシッピ州のトゥぺロという小さな町で、今でも生家が残っております。部屋が2つしかなく貧しい家庭で、近くにある黒人のゴスペル教会があってそこに通っているうちに、こういう音楽が身についた。エルヴィスがサン・レコードで「ザッツ・オール・ライト」を吹き込んだ当時、彼は電気会社のトラック運転手だったんです。運転手をしながら電気技師の勉強をしていた。その時の給料は週給35ドル。そんな若者が先ほどの『ハートブレイク・ホテル』で、一躍世界的なスターへの道を駆け上がるようになった。これがアメリカのポップミュージック史上、最初で最大のサクセスストーリーだったわけです。「ハートブレイク・ホテル」よりも、次の2曲が世界を席巻し騒然とさせました。1956年7月発売のシングルのAB面で、「ハウンド・ドッグ」、「冷たくしないで」。
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