シンガーソングライターLittle Black Dressが、11月3日にBillboardLive YOKOHAMAで単独公演「参ったな2020 Little Black Dress」を開催した。

1998年生まれ、岡山県出身。
昨年5月にデジタルシングル『双六/優しさが刺となる前に』でデビューを飾ったLittleBlackDress。”歌謡ロック”をテーマにした音楽性と高いヴォーカル力で話題を集めている。今年4月には中国の人気テレビ番組「SINGER」に出演し、5億人以上の視聴者の前でパフォーマンスを披露。MISIAと共演したステージは日本・中国で大きな話題になった。そんな彼女の単独公演の様子のオフィシャルレポートを掲載する。

今回の単独ライブ公演は、新曲「だるま落とし」でスタート。
生々しいロックサウンドと凛としたヴォーカルを響かせ、オーディエンスも手拍子で応える。続いて波乱万丈の人生を描いたロックチューン「双六」、官能的なメロディが印象的な「Mirror」を披露し、最初のMCへ。

この日は彼女の22才の誕生日。「誕生日に、大好きな仲間たち、応援してくださっているファンのみなさまと一緒に、この素晴らしいライブハウスでライブが出来るのは、本当に幸せです」「今日は”参ったな2020”というタイトルのライブ。日頃の鬱憤、我慢を晴らして、幸せな気持ちを持って帰ってください!」と語り掛けると、会場からは大きな拍手が巻き起こった。

彼女がMCをとつめるラジオ番組「TOKYO MUSIC SHOW」(Inter FM 897/昭和歌謡を中心とした日本の音楽の魅力を発信する番組)を紹介した後は、”昭和歌謡メドレー”。
勝手にしやがれ」(沢田研二)、「横須賀ストーリー」(山口百恵)、「飾りじゃないのよ涙は」(中森明菜)を表情豊かに歌い上げ、自らのルーツ音楽をしっかりとアピールした。この後は、シンガーソングライターとしての奥深い魅力を感じられるコーナーへ。カントリー調の明るいサウンドと「花の成長と人の生き様を照らし合わせながら書きました」という歌詞が一つになった未発表曲「名もなき花」、そして、というフレーズが突き刺さる「優しさが刺となる前に」。ひとつひとつの言葉に強い感情を込めたボーカルも強く心に残った。

ここでスペシャルゲストが登場。”歌謡曲について調べているなかで、男闘呼組が大好きになった”というエピソードとともに呼び込まれたのは、元・男闘呼組の成田昭次
「10年以上ぶりなので緊張しています。コロナ禍にも関わらず、駆け付けてくれてありがとうございます」と挨拶し、「秋」のアコースティックヴァージョン、そして、男闘呼組のデビュー曲「DAY BREAK」を披露。メインヴォーカルを成田、コーラスをLittle BlackDressが担当し、昭和と令和をつなぐ貴重なセッションが繰り広げられた。

Little Black Dress単独公演レポート、元・男闘呼組の成田昭次がゲスト登場


本編のラストは「しがらみから抜けて、自由に生きていける選択肢はたくさんあると思います。これからも前を向いて進んでいきましょう!」という言葉に導かれた「野良ニンゲン」。軽快なスカビートとともにLittle Black Dressのポップな歌声が響き、ライブの雰囲気は最高潮に達した。


アンコールでは、成田が Little Black Dress にバースデーのバラの花束をプレゼントするサプライズも。最後に全員で「ちょーかわいい」を演奏し、心地よい高揚感とともにライブは幕を閉じた。この日のMCで、2020年12月27日に Billboard Live TOKYO での追加公演を発表。ロック歌謡を軸にしたLittle Black Dressの音楽は、ここからさらに注目度を高めていくはずだ。

<リリース情報>

Little Black Dress単独公演レポート、元・男闘呼組の成田昭次がゲスト登場

Little Black Dress
最新シングル『だるま落とし』

好評配信中:https://nex-tone.link/lbd-darumaotoshi

<ライブ情報>

Little Black Dress
ワンマンライブ「参ったな 2020」追加公演

公演日:2020年12月27日(日)Billboard LIVE TOKYO
※公演の詳細は、決定次第、公式ホームページ、SNS等でお知らせいたします。

HP:https://littleblackdress.website/