エリック・クラプトンは、新型コロナウイルスのワクチン接種証明を来場者に要求する会場では演奏しないと声明を出した。

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反ワクチン派のエリック・クラプトン「接種証明を求める会場では演奏しない」

ロビン・モノッティのTelegramアカウントより

今回のクラプトンによる声明は、ボリス・ジョンソン英首相が7月19日にナイトクラブやライブ会場への入場にワクチンパスポートが必要になると発表したことを踏まえたもので、映画プロデューサー/建築家のロビン・モノッティのTelegramアカウントでシェアされた。
彼もまたワクチンに懐疑的で、パンデミックに対する英国政府の対応に疑問を呈している(クラプトンは以前、モノッティのTelegramページに、ワクチンを接種した後の「悲惨な」健康状態についてのメッセージを掲載していた)。

クラプトンは声明のなかで、「2021年7月19日(月)の首相による発表を受けて、私も自分の意見を発表をしなければと考えました。差別されたオーディエンスがいるステージでは、私は演奏しないことに決めました。あらゆる人々が参加できるように配慮されていなければ、私はショーをキャンセルする権利を持っています」と述べている。

このメッセージには、ヴァン・モリソンと共演したクラプトンの反ロックダウンソング「Stand and Deliver」へのリンクが添えられている。クラプトンの代理人は、ローリングストーン誌のコメント要請に現時点で応じていない。


今年5月にローリングストーン誌に掲載された声明の中で、ワクチンを監督するイギリス政府機関であるMHRAのスポークスマンは、「COVID-19に対するワクチンは、現在イギリスで5600万回以上接種されており、この国でこれまでに行われた最大の予防接種プログラムによって何千人もの命が救われています」と繰り返し説明している。

クラプトンは2022年5月、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで2回の公演が予定されている。また、今年9月には北米でのコンサートも控えている。

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From Rolling Stone US.