【写真を見る】ジョン・フルシアンテ、レッチリと共に生み出した8つの奇跡的瞬間
22年前、プラチナアルバムもワールドツアーも、ドラッグ依存もオーバードーズも、チリとホットとペッパーとレッドという4つの単語を組み合わせたバンド名も存在していなかった頃から変わらないもの、それは友情だ。社交的でカリスマ的存在のアンソニー・キーディスと、背が低くシャイなフリーことマイケル・バルザリーという、ロサンゼルスのフェアファックス高校に通っていた15歳の少年2人は固い絆で結ばれていた。キーディスが登校しなかった日は、フリーは校庭を1人でうろついていたという。「グラウンドを延々とグルグル歩いてた」と彼は話す。「独りぼっちでいるところを誰にも見られたくなかったんだ」
マンモス・マウンテンでのスキー旅行に向かう途中、2人ともバスの中でキマっていた時に、キーディスは自分を生存者と表現した。「飛行機が墜落しても、俺は生き残るタイプだ」