BOØWY『LAST GIGS -THE ORIGINAL-』一瞬という名の永遠、永遠という名の刹那を手にした歴史的GIG
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 「6年前に新宿ロフトでやった時、わずか30人か40人だったけど、やっぱりお前らみたいなすげぇイカしたヤツらが集まってくれて…それがこんなに大勢いるなんて感激です。多分これから、いろんな人たちがここで伝説を作っていくと思うけど、俺らはまだまだ伝説になんかなんねぇぞ!」  『LAST GIGS』2日目の最初のアンコールの際に氷室京介(vo)が5万人のオーディエンスを前に放った言葉である。この時、氷室は27歳。布袋寅泰(g)は26歳。松井常松(b)は27歳。高橋まこと(ds)は34歳。彼らがこの直後に伝説になってしまったのは本意ではないにせよ周知の事実だ。伝説という言葉が大袈裟ならば、時代を画す存在となった始まりがこの『LAST GIGS』だったと言うべきか。  1988年4月4日、5日の両日にわたり完成間もない東京ドームで行なわれたBOØWYの『LAST GIGS』は、〈最後の〉GIGという意味ではなく〈最新の〉GIGだったと解釈するべきである。なぜならBOØWYにとって〈最後の〉GIGとはあくまで前年のクリスマスイブに渋谷公会堂(当時)で行なわれた解散宣言ライブであり、『LAST GIGS』は早すぎる再結成であり壮大な後夜祭だったからだ。つまりBOØWYは〈最新の〉まま解散した。だからこそその洗練されたセンスとスタンスが時空を超えて支持され、2019年の今なお〈最新の〉

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