YouTubeで総再生回数1位の62億再生を突破し、いまだにその数字を伸ばしているヒット曲「DESPACITO」のソングライターMarty James。彼が日本人と初めて共作した新人川口レイジが、7月24日(水)にEP盤「Departure」でメジャーデビューすることが決定した。
Marty Jamesと制作し、先日先行配信となった「Like I do」はもちろん、新曲「Summers Still Burning」は、全世界でヒットの中心にあるラテンサウンドでアプローチした、この夏のアンセムとして注目を集めることは必至だ。
川口レイジは、香川県出身の高校球児だったが、高校2年の時に怪我のため野球をあきらめざるを得ず、その彼が野球の後にのめり込んだのが音楽だった。野球をあきらめた同時期にそれまで音楽の話をした記憶のないという父親を亡くし、その遺品からでてきたクラシックギターとの遭遇が転機だったと回想している。 そんな彼とMarty Jamesとの出会いは、2017年頃に楽曲制作の壁にぶつかりそのヒントを求め日本を飛び出しロサンゼルスへ向かった川口レイジが「DESPACITO」でグラミー賞にノミネートされたばかりのMarty Jamesを紹介され楽曲制作をすることになり、「R.O.C.K.M.E. ft.Marty James」を共作、その楽曲を昨年5月にインディーズで配信限定リリース、そして同曲をこちらも全世界でビッグヒットを記録したMark Ronson 「Uptown Funk feat.Bruno Mars」のリミックスでグラミー賞を受賞したアーティストDave Audéがリミックスし、さらにBTSのMVなどのコレオグラフを手掛けるノルウェーのダンスクルーQuick Styleが、日本人アーティストのMVを初めてディレクションし、Youtubeの再生回数は40万回を突破し話題となっていた。 そして、今や世界的ソングライターとなり超多忙なMarty Jamesと再び新曲を制作するためロサンゼルスを訪れ、この夏のアンセムの制作にとりかかり、新曲「Summers Still Burning」を完成させる。さらに2015年にオリコン年間作曲家ランキング1位を記録したCarlos K.やロサンゼルス在住でグラミーにもノミネートされたことのある日本人音楽プロデューサーstarRoなど、国内外のトップライナー・プロデューサーと共作した音源を収録したデビューEP盤は、川口レイジの“Departure”にふさわしい作品に仕上がっている。
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