漫画家・きたがわ翔 原画展「アナログ in 大阪」が、 11月2日(土)から10日(日)まで、 大阪・日本橋の画廊モモモグラで開催される。 なお、 11月3日(日)には、 同じく漫画家の萩原一至さんをゲストに招いたトークショーの開催も決定。
4月に東京・吉祥寺で開催された、 きたがわ翔にとって初となる原画展「アナログ」が大好評。
きたがわ翔は、 1981年、 わずか13歳の時に「番長くんはごきげんななめ」(『別冊マーガレット』)でデビューした漫画家。 1988年から週刊ヤングジャンプで連載された『19〈NINETEEN〉』が大ヒット。 男性向けコミックながらも繊細なタッチとさわやかなストーリーで、 当時、 若者たちから絶大な支持を得て、 1990年にはOVA化もされた。 また、 家族の絆を描いた『ホットマン』(集英社)は、 TBSで2度ドラマ化された話題作。 ほかにも、 『B.B.フィッシュ』や『C』、 『刑事が一匹…』(講談社)、 『デス・スウィーパー』(角川書店)など、 卓越した画力と幅広く多彩な作風でも知られている。
過去作品の原画やイラストのほか、 原画展のために描かれたアート作品なども展示された。 会場では原画や複製原画、 オリジナルTシャツなどのグッズも販売され、 大賑わい。 「関西でも開催してほしい」とファンの方からの声を受け、 今回、 大阪の画廊モモモグラで同原画展の開催が決定。 トークショーでは、 きたがわ翔とともに、 ゲストとして「週刊少年ジャンプ」(1987年~2000年)等で人気を博した漫画『BASTARD!! -暗黒の破壊神』の作者・萩原一至が登壇し、 「アナログ」の展示作品やこれまでの漫画作品、 それらの制作秘話などについて語る。 なお、 ギャラリーへの入場料は無料。 きたがわ翔の画力とテクニック、 そして想いが詰まった作品を生で見られるのは「アナログ」だけ。
ファンの方々のみならず、 漫画家を目指す方にもおすすめの展覧会だ。
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