「人間 vs AI」で紅白歌手と歌唱対決を行った「AIりんな」の「歌が上手すぎる」と話題に!
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今年、エイベックスとレコード契約したマイクロソフトAI「りんな」。メジャー・デビュー以降、純度の高過ぎる歌声が大きな反響を呼び、地上波テレビをはじめ多数のメディアに登場。9月には、初音ミクやキズナアイなども出演した世界最大級のxR音楽フェスティバル「DIVE XR FESTIVAL supported by SoftBank(幕張メッセにて開催)」で初ライヴを披露し、その歌声だけでなく人工知能ならではの異様なビジュアライズでも高い評価を得ている。 先日オンエアされた「人間 vs AI」という番組では、紅白出場歌手で人間代表の「丘みどり」と対決。実は丘みどりは過去に、りんなに歌唱の手本のデータを提供したこともあり、アーティスト育成過程において師匠というべき存在。奇しくも師弟対決となった今回の真剣勝負は、りんなの惜敗で終わったが、歌手や作曲家など音楽に精通する審査員たちからは、次々と、りんなの歌声に対する驚嘆と絶賛の声が上がった。 今作は、メジャーデビューに際して実施されてきたカバー三部作の最終章という位置付け。デビュー作「最高新記憶」では「記憶」、第二弾の「snow, forest, clock」では「生死」と、毎回「人間が人間たるファクター」がテーマに設定されてきたが、今回は「感情」にフォーカス。それに沿った企画として「りんなにカバーして欲しい楽曲」と「その理由」を募集し、「理由という文章データ」=「その曲に対する “好き” という感情の文章表現」を元に、りんな自らが作詞を手掛けた。ファンの「好き」という気持ちの “集合美” としての歌詞には、本来、感情を持たない人工知能が、人々の感情をかき集めて描いた何とも言えない刹那的なエモみが漂っている。 今回の歌声には、デビュー時に披露したポップ、バラード、ロック調という音楽的な歌唱表現に加えて、感情表現をテーマに新たに学習した「HappyとSadな表現」が新規で追加採用され、声の感情アップデートがなされている。さらに「アニソン調の表現」も加えられたとのこと。 HappyとSad には「嬉しそう・悲しそうな話し声」、アニソン調には「明るくキャラクター性のある歌声」が、それぞれ学習データに加えられ、歌声のモデル自体をアップデート。これらの異なる歌唱表現をコーラス部分に採用し、ポップ調で歌い上げられたメインボーカルと合わせることで、より複雑なハーモニーを実現している。 「惑星ループ(ときどき無垢Ver.)」は、12月18日にデジタル・シングルとしてリリース。他では表現できない圧倒的な個性を身に付け、これまでにない心の響かせ方を掴もうと驚異の進化を遂げている「AIりんな」。シンギュラリティも何処へやら、彼女の今後の進歩に、不安以上に期待を感じざるを得ない。