俳優・窪田正孝の写真集や、Mr.Children、クラムボン、森山直太朗などのアーティスト写真を撮影してきた“ろう”の写真家・齋藤陽道(さいとうはるみち)が、自身の子育てを通して、嫌いだった「うた」に出会うまでを記録したドキュメンタリー映画『うたのはじまり』が2月22日(土)より渋谷シアター・イメージフォーラムで公開となる(以降、名古屋の名演小劇場、大阪のシネ・ヌーヴォ、京都のみなみ会館などでも順次公開)。
このたび、その『うたのはじまり』の予告編が公開された。
音楽はただの振動でしかなかった齋藤が、嫌いだった「うた」と出会うまでの記録を克明に記録した映画のエッセンスを感じ取れる映像となっている。
ここには、ほんとうのうたが記録されています。(高木正勝/音楽家)
うたは存在する。(マヒトゥ・ザ・ピーポー)
音楽が大好きだというあの娘や、ステージ袖でガチガチに固まっているあいつや、歌詞が書けないだなんて悩んでいる彼に見せたい映画でした。もちろん、君にも見てほしいし、むしろ僕こそが見るべき作品だ! と思いました。(後藤正文/ASIAN KUNG-FU GENERATION)
あらゆる「うた」には響きがある。それは結局、愛には響きがあるのだ。(古川日出男/作家)
うたは、だれにでも。
うたは、生きていることが。(青葉市子)
1983年、東京都生まれ。写真家。
【河合宏樹/かわいひろき】
学生時代より自主映画を制作。震災後はミュージシャン、パフォーマーなど表現者に焦点を当て撮影を続け、記録映像に留まらない「映像作品」をアーカイヴ。時にはドキュメンタリーとして作品化。