タワーレコードでは、 時代や国を超え、 今や世界が注目するプロデューサー/シンガー・ソングライターの角松敏生が、 自身のキャリアの中で手掛けてきた様々なアーティストの名曲の中からタワーレコードのスタッフが厳選し、 『角松敏生ワークス –GOOD DIGGER-』(発売元:株式会社ソニー・ミュージックダイレクト)、 『角松敏生ワークス –GOAL DIGGER-』(発売元:キングレコード株式会社)としてそれぞれコンパイル、 7月22日(水)、 2タイトルを同時発売することになった。なお2タイトル中『角松敏生ワークス –GOAL DIGGER-』(発売元:キングレコード株式会社)は、 タワーレコード限定リリースと。
1981年にアルバム『SEA BREEZE』、 シングル「YOKOHAMA Twilight Time」でデビュー以来、 いつの時代も創造と革新を求め、 拘り抜いたサウンド・プロダクションによって常にパーフェクトを追求してきた角松敏生は、 いち早くNYサウンドにもアプローチし、 さらに他アーティストへの楽曲提供や編曲、 プロデュースも手掛けている。 日本の音楽シーンにおいて、 ジャズ~フュージョン、 ダンスなど、 あらゆる音楽スタイルを消化した角松敏生シグネーチャーとも言える独自のブラック・コンテンポラリーサウンドは、 近年では特に海外のDJ~ダンス・シーンからの再評価も著しく、 今、 最も影響力のあるプロデューサー/ シンガー・ソングライターの一人となっている。 そんな角松敏生が歴代で手掛けた様々なアーティストの名曲をタワーレコードのスタッフが厳選し、 時代やレコード会社の枠を超えてコンパイルした2作品では、 楽曲はもちろんのこと角松敏生のプロダクションで度々、 起用された凄腕ミュージシャンたちも多数参加していることも注目ポイント。

角松敏生氏コメント

今になってこのような作品群を取り上げていただくのは、 嬉しくもあり同時に複雑な想いでもあります。 あの頃、 自分なりに確信を持って創造していたことは実はそれほどまでには評価されなかった。 気持ちは負けまいとは思いながら挫折感に苛まれる日々だった90年代。 今、 50代還暦世代の郷愁や慰めに少しでもなるならそれも良し。 また、 あの頃すでにこんなことをしていたのだということを若い世代に理解していただき、 その歴史的意味を継承することができるなら、 そしてそれが未来の役立てに少しでもなるなら、 それもまた幸いと思う次第であります。
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