KADOKAWA配給で、映画『TELL ME ~hideと見た景色~』が、2022年夏に公開されることが決定。 X JAPANのギタリストとして、ソロアーティスト(hide with Spread Beaver/zilch)として、日本の音楽シーンに多大な影響を与え続けるhide。
当時、hideのパーソナルマネージャーを務め、現在はhideオフィシャルマネジメント事務所の代表を務める実弟・松本裕士による物語が映画化。松本裕士著「兄弟 追憶のhide」(講談社文庫刊)をもとに、主人公である弟・ヒロシがhideの共同プロデューサー I.N.A.とともに、hideが遺した音楽を世に送り出すまでの軌跡が描かれる。 監督は、「ドラゴン桜」(05)、「時効警察」シリーズ(06-07/19)、「都市伝説の女」(12-13)ほか数多くの人気ドラマの演出を手がけ、『着信アリ2』(05)、『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』(08)、『今日も嫌がらせ弁当』(19)、『僕と彼女とラリーと』(21)など映画でも活躍中の塚本連平。脚本も担当した塚本監督のアイデアで、hideの楽曲の中から、「TELL ME」が本作のタイトルに起用。タイトル起用の理由について、塚本監督は『「TELL ME」の「僕が僕で在り続けるため」という歌詞が、大切な人を突然失った家族や仲間の気持ちを象徴している様に感じた』とコメントしている。 明後日12月13日hideの誕生日に先立ち、この度、hideのイラストを使用したhideビジュアルを初解禁。
hideのイラストは、NYと東京を拠点に活動し、Instagramフォロワー27.8万人を誇る人気イラストレーター、目黒ケイが手がけた。 監督:塚本連平 コメント この映画は、大切な人を突然失った家族や仲間が悲しみを乗り越えて行く、希望と絆の物語です。タイトルをhideさんの名曲「TELL ME」から頂いたのは、残された人達の「もっと話したい事が、もっと聞きたい事があった」そんな気持ちを象徴している様に感じたからです。「僕が僕で在り続けるため」と言う歌詞の意味を噛み締めながら撮影に挑みたいと思います。 「兄弟 追憶のhide」(講談社文庫刊)著者:松本裕士 コメント この度は「兄弟」の映画化のお話をいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。長い時間がたった今でも、hideが輝き続けているのは、世界を見ても稀な軌跡であり、それを支えて頂いたファンの皆様、そして関係者の皆様のおかげです。
実の兄弟でありながら、ビッグアーティストと駆け出しのマネージャーという異質な関係でもありました。近しい人が旅立ってしまった時、また孤独で悩んだ時、そのような思いをした方々へ、少しでもお力になれれば幸いです。hideは伝説のアーティストではありますが、やはり私にとっては、かけがえのないお兄ちゃんなのです。