パナソニック株式会社は5月31日、国内外のセキュリティシステム事業を担当する新会社の設立および、ポラリス・キャピタル・グループ株式会社(ポラリス)との戦略的資本提携に関する契約の締結について発表した。新会社の名称は「パナソニックi-PRO センシングソリューションズ株式会社」で、10月1日に発足予定。
株主は、ポラリス第四号投資事業有限責任組合等が80%、パナソニックが20%となり、代表者や本社所在地は未定としている。

新会社は、パナソニックの社内分社であるコネクティッドソリューションズ社を事業会社とするもの。この社内分社では約60年にわたり、セキュリティカメラなどのエッジデバイスに顔認証機能などのソフトウェアを組み合わせて提供していた。新会社の設立にあたり、ポラリスから経営面を含めたリソースの支援を受け、独立企業体として必要な体制を構築する。また、積極的なアライアンス・M&A戦略も視野にソリューション力を強化し、北米マーケットを中心にグローバルに展開する。

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