株式会社ChillStackは3月31日、株式会社ディープコアを引受先とする第三者割当増資により、3,000万円の資金調達を実施したと発表した。同調達は、同社初の資金調達となる。
同社では、AI技術を用いた不正ユーザ検知システム「Stena」の開発・提供を行っており、同調達資金を用いてさらにAI技術を用いたセキュリティシステムの開発・改良を加速させていくとしている。

また、さまざまな分野でAIの社会実装が進む一方で、AIに対する攻撃手法も数多く生まれている。AIに対する攻撃手法は既存システムに対する攻撃手法とは根本的に原理が異なるものが多く、従来のセキュリティ技術による対策が非常に困難となっている。そこで同社では、三井物産セキュアディレクション株式会社(MBSD)とAIの開発・提供・利用を安全に行うためのAIを守る技術に関する共同研究も進めている。

なお、同社の代表取締役である伊東道明氏はセキュリティ・キャンプの出身者であり、「セキュリティ・キャンプフォーラム2018」で最優秀賞受賞を受賞しており、「セキュリティ・ネクストキャンプ2019」では講師を務めている。

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