独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は6月22日、プリザンターにおける複数の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社の石井健太郎氏が報告を行っている。
影響を受けるシステムは以下の通り。

プリザンター 1.3.39.2 およびそれ以前のすべてのバージョン
※ Commnunity Edition および Enterprise Edition のいずれも本脆弱性の影響を受ける

 株式会社インプリムが提供するプリザンターには、下記の影響を受ける可能性がある複数の脆弱性が存在する。

・格納型クロスサイトスクリプティング(CVE-2023-32607)
→当該製品にログインした状態のユーザのウェブブラウザ上で任意のスクリプトを実行される

・ディレクトリトラバーサル(CVE-2023-32608)
→システム上の任意のディレクトリにファイルをアップロードされる

 本脆弱性はバージョン 1.3.40.0 で修正済みで、JVNでは開発者が提供する情報をもとに、最新版にアップデートするよう呼びかけている。

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