日本で100年以上も続く企業にはどのような特徴があるのか=中国報道
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 日本には創業から100年を超える長寿企業が数多く存在し、なかには200年以上の歴史を持つ企業も少なくない。なぜ日本には老舗企業が多いのだろうか。中国メディアの騰訊はこのほど、「日本で100年以上も続く企業にはどのような特徴があるのか」と題する記事を掲載し、長寿の秘訣について考察した。

 記事がまず紹介したのは、ある老舗の米販売店だ。近年はスーパーなどで米を買う人が増えたため多くの米屋が淘汰されていったが、そんな状況でも以前よりも売り上げを伸ばしている米販売店があると伝えた。この店は創業から8代目を数えるが、米をテーマにした高級レストランを展開したり、着物店とコラボして贈答用の高級米をリリースしたりと、創意工夫で売上を大きく伸ばしていると紹介した。

 別の老舗店は創業200年を超える「和紙店」だ。記事は、「紙を売る店とは思えないほど高級な店構え」だと紹介し、江戸時代から人々に愛され続けた雁皮紙を販売していて、1873年にウィーン万国博覧会、1878年にはパリ万国博覧会に出品して多くの賞を受賞するなど実力ある老舗店だと伝えた。

 最後に紹介したのは、創業200年以上の和菓子店だ。店名は創業当時から変更したとはいえ、その初心を忘れることはなく、初代の和菓子作りの技術を引き継ぎながらも、時代に合った包装や新たな味を開発するなどの開発努力を重ねていると伝えた。

 記事は、日本の老舗企業を見て分かるのは「まったく古ぼけていないことであり、時代に合わせて変化を続ける一方で、初心を忘れていない」と強調、このように変化できるからこそ、生き残ることができることを強調した。中国は悠久の歴史があるにもかかわらず老舗企業が非常に少ないのは残念なことだ。日本に数多くある老舗店から学べることは多くあるに違いない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)