週明け17日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前営業日比16.74ポイント(0.55%)安の3015.89ポイントと反落した。
 投資家の慎重スタンスが再び強まる流れ。
直近で公表された中国経済指標がまだら模様となる中、国内経済の先行きがやや不安視された。金融や投資、不動産などが弱い内容。中でも、1~5月の不動産開発投資は前年同期比で10.1%減少し、縮小率は1~4月の9.8%から0.3ポイント拡大している。一方、5月の小売売上高は前年同月比で3.7%増加し、市場予想(3.0%)と4月実績(2.3%)を大幅に上回った。(亜州リサーチ編集部)
 業種別では、不動産の下げが目立つ。金地集団(600383/SH)が4.5%安、信達地産(600657/SH)が3.3%安、緑地HD(600606/SH)が3.1%安、新城控股集団(601155/SH)が2.4%安、保利発展控股集団(600048/SH)が2.0%安で引けた。

 石油・石炭株もさえない。中国石油化工(600028/SH)が2.6%、中国石油天然気(601857/SH)と中国神華能源(601088/SH)がそろって1.8%、陝西煤業(601225/SH)が1.1%、中国海洋石油(600938/SH)が1.0%ずつ下落した。素材株、公益株、酒造・食品株、銀行株、海運株なども売られている。
 半面、完成車や部品の自動車関連株はしっかり。安徽江淮汽車集団(600418/SH)が4.0%、長城汽車(601633/SH)が2.6%、長春一汽富維汽車零部件(600742/SH)が2.0%、東風汽車(600006/SH)が1.4%ずつ上昇した。ハイテク株、医薬株、証券株、空運株、軍事関連株も買われている。

 外貨建てB株相場は、上海B株指数が3.80ポイント(1.60%)安の233.24ポイント、深センB株指数が2.12ポイント(0.19%)高の1119.07ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)