自律反発狙いの買いが先行する流れ。
業種別では、不動産の上げが目立つ。信達地産(600657/SH)が2.4%高、緑地HD(600606/SH)が2.2%高、万業企業(600641/SH)が2.1%高、中華企業(600675/SH)が2.0%高で引けた。
消費関連株もしっかり。家庭用品の喜臨門家具(603008/SH)が6.0%、宝飾品の老鳳祥(600612/SH)が2.6%、スーパーの永輝超市(601933/SH)と化粧品の上海家化聯合(600315/SH)がそろって2.2%、自動車の長城汽車(601633/SH)が1.7%、乳製品の内蒙古伊利実業集団(600887/SH)が1.6%ずつ上昇した。住宅ローン金利の引き下げにより、消費余力が高まると期待されている。医薬株、保険・証券株、インフラ関連株の一角も買われた。
半面、エネルギー株はさえない。中海油能源発展(600968/SH)が2.6%、中国神華能源(601088/SH)が2.4%、中国石油天然気(601857/SH)が1.5%、陝西煤業(601225/SH)が1.4%ずつ下落した。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.68ポイント(0.72%)高の234.97ポイント、深センB株指数が2.91ポイント(0.27%)安の1072.99ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)