27日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比51.65ポイント(1.25%)安の4093.73ポイントと続落した。
 様子見ムードが漂う流れ。
米イラン和平交渉の進ちょくを見極めたいとするスタンスが重しとなっている。ルビオ米国務長官は26日、イランとの戦闘終結に向けた覚書について、文言を巡り調整のやりとりをしていると述べ、完成まではあと数日かかるとの認識を示した。足もとでは、小規模ながら軍事衝突が続いている。米国は26日、自衛目的だとしてイラン南部を攻撃。イラン側は重大な停戦違反だと米国を非難した上で、米軍無人機を撃墜したと表明した。(亜州リサーチ編集部)
 業種別では、非鉄・産金の下げが目立つ。江西銅業(600362/SH)が5.2%安、廈門タングステン業(600549/SH)が4.4%安、洛陽モリブデン(603993/SH)が3.9%安、山東黄金(600547/SH)が5.0%安、中金黄金(600489/SH)が4.8%安、紫金鉱業集団(601899/SH)が3.9%安で引けた。
 不動産株も安い。保利発展控股集団(600048/SH)が3.1%、新城控股集団(601155/SH)と中華企業(600675/SH)がそろって2.9%、金地集団(600383/SH)が2.6%、緑地HD(600606/SH)が1.4%ずつ下落した。自動車株、インフラ建設株、軍需産業株、金融株、ハイテク株、エネルギー株なども売られている。
 半面、発電株は高い。大唐国際発電(601991/SH)が7.7%、中節能風力発電(601016/SH)が6.3%、北京京能電力(600578/SH)が5.8%、華能国際電力(600011/SH)が2.7%ずつ上昇した。
電力消費の伸びが期待される。データセンター(DC)の電力消費が伸び続けていると伝わった。人工知能(AI)アクセラレーター1万枚級の大規模なAIDCは、2025年末時点で全国42カ所にまで拡大。全国のDC総電力消費は25年通年で1700億kWhに達し、社会全体の電力使用量の1.6%を占めるまでに増大している。このほか、発電設備株、消費関連株、医薬株の一角も買われた。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.01ポイント(0.00%)高の280.27ポイント、深センB株指数が12.58ポイント(1.11%)安の1116.22ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)
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