安徽省合肥市の中学校で12日、男子生徒2人が授業中にケンカをし、うち1人が死亡した。この際に生徒が口から泡を吹いて倒れたにも関わらず、教師が授業を続行し、病院への搬送が遅れたことに遺族から怒りの声があがっている。
20日付で成都商報が伝えた。

 警察の調べによると、生徒2人は授業中に教壇にのぼってケンカを始めた。教師は制止せずに「君たち、ケンカなら運動場でしてくれ」とだけ述べ、授業を続けたという。しばらくして1人が口から泡を吹いて倒れたが、教師は介抱すらせずに授業を続行した。このため病院への搬送が遅れてしまい、同生徒は死亡した。

 亡くなった生徒の父親は「教師がケンカを止めていたら、こんなことにはならなかったはずだ」と激怒している。
(編集担当:菅原大輔)

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