香港の陳嘉上(ゴードン・チャン)監督(=写真左から3人目)の話題の新作『画皮』に「無名女優軽視疑惑」が持ち上がった。有名女優で主演の周迅(ジョウ・シュン、=同右から2人目)の裸の背中のシーンを、ジョウ・シュンに代わって演じた無名の女優の名前がクレジットされていないと報じられたのだ。


関連写真:そのほかの周迅(ジョウ・シュン)の写真

 陳監督はこれについて「裸というリスクを背負ってまでジョウ・シュン自身に演じてもらうほどのシーンではなかったので、代役を使った。クレジットについては準備段階で代役の女優と話し合っていて、名前を出さないのは彼女の希望だった」と説明した。

 映画の中でのヌードの代役と言えば、2006年には馮小剛(フォン・シァオガン)監督の『夜宴』で章子怡チャン・ツィイー)の代役としてヌードで出演した女優が、自分の名前がクレジットされていないことに怒り、監督に訂正を求めたとして大きく報じられたことがある。その記憶があるのか、中国マスコミは今回の『画皮』の一件を大きく扱っているようだ。(編集担当:恩田有紀)

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