BYD:バフェット氏出資、「北米市場開拓へ」=総裁

 米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が、二次電池や自動車を生産する香港上場企業、比亜迪股フェン有限公司(BYD、銘柄コードは1211)の株式10%を取得したことに、市場の注目が集まっている。バフェット氏が中国の民間企業に出資するのはBYDが初めてで、この期待感からBYDの株価は2日間で5割を超える上昇幅となった。

 出資したのはバフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハザウェイの傘下会社、Mid American。Mid Americanは26日、2.3億米ドル(約18億香港ドル)を投じて、新株を引き受ける形でBYDの株式10%を取得したと発表した。

 30日付新華社電によると、双方の協議は3カ月にわたって行われた。Mid Americanは非執行董事1人をBYDに派遣する予定で、BYDへは長期投資を計画している。BYDの電池部門の技術力に注目して出資を決めたとされる。

 BYDの王伝福総裁は、Mid Americanの出資を受け、キャッシュフローの増加と負債の改善が期待できるほか、ブランド力の向上を背景に北米市場の開拓を強化できると指摘。また今回の出資を通じて、米国の電気自動車市場に進出する考えを明らかにした。BYDは2010年から電気自動車の発売を予定。米国での販売は2011年を見込む。

 Mid Americanの幹部は「(BYDは)再生エネルギー分野で業界をリードする立場にあり、今後の業績いかんではBYD株を買い増すこともある」と述べた。

 BYDの設立は1995年。2002年に香港へ上場した。ITと自動車が同社の主力事業。広州北京、上海など中国国内に7カ所の生産工場を保有するほか、米国、欧州、日本、韓国などに営業拠点を持つ。従業員数は13万人を超える。(編集担当:麻生崇史)

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